日本語の「生き甲斐」が海外メディアで話題に。その解釈に目からウロコ

 

(3)ちゃんとする

最後にもう1つだけ。

「そういう考え方もあるのか」と感心したIkigaiについての欧米メディアによる解説をご紹介しよう。

それによると、Ikigaiとは、英語で言うところの「人生の目的」(Purpose in life)とは違うとのこと。

Ikigaiは目的云々の話ではなくその過程にあるというのだ。

いかにも日本人的な考え方と言えるだろう。

例えば、職人の優れた技術は、目的である技術よりも、それを施す際の所作や下準備のほうが意義があり、重要だという考え方である。

その感覚を一言で表現すると

chanto suru

ということだと、日本語の「ちゃんとする」をそのまま英語でも“chanto suru”と表記して説明を行っている。

つまり、Ikigai(生き甲斐)とは、何か大きな目的がどうこうと言うのではなく、日々の生活の中の些細な所作や下準備をちゃんとする」という感覚から生じるものであり、その積み重ねによって人生をより意味のあるものにすることができるということらしい。

(ご参考)

The Japanese concept of ikigai: why purpose might be a better goal than happiness

image by: shutterstock

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ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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