【書評】仮想通貨を通して知る、オヤジ世代が若者を奇異に思う訳

 

さて、仮想通貨について。私なりの理解はこうだ。ここにジミヘンランドという遊園地があるとする。その中でだけ使える「ジミヘン銀行券」を最初に500円で(5ジミヘン分)買って入場する。遊具に乗って1ジミヘン払い(取引)、また帳簿記入のアルバイトをすると(採掘)3ジミヘンもらえる。このジミヘン券が人気になり、様々なサービスで使えるようになる。遊園地の隣りの食堂では4ジミヘンを出せば、肉うどんが食べられるようになった。20ジミヘン持っているA君は、これをドルにチェンジした。つまり、ジミヘンランドで使われていた“プライベートな貨幣が法定通貨と交換できる。これをインターネット上で実現しているのがビットコインなどの「仮想通貨」ではないだろうか? これらはその人気(需要と供給)によって、法定通貨との交換レートが上下する(勝手な解釈なので、間違っていたらごめんなさい)。

仮想通貨はネット上で使用できる世界共通の通貨(のようなもの)なので、その使用や送金に手数料がほとんどかからないというメリットがあるが、セキュリティーが重要である。それをブロックチェーンという技術で支えているが、人間が作ったものは人間によって破られる。効率と危険のせめぎあいが続きそうだ

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