カッとなったら負け。自分の怒りの「傾向」を知り効果的に鎮める

 

怒りを感じる一例として、自分の中にあるこうあるべきという意見や考えなどがあり、それが、相手から受け止められない時などに、怒りを持ってしまうことがあるように思います。

例えば、ある経験によって「人を見下すべきではない」という考えが身に付いたAさんがいたとします。Aさんに対して、BさんがAとさんを見下す態度を取ったとすると、Aさんにとって、Bさんの態度は、自分の「こうあるべき」という考えに反しているので、Bさんに対して怒りが込み上げてしまうことにつながってしまいます。

「こうあるべき」というのは、一見すると正しいことのように思います。しかし、実は、これまでの自分の体験や経験などから養われそれが自分の欲求欲望などになったものも多くあるのではないでしょうか。そこで、自分とは違う意見や考え方見方などもあるということを頭に入れておくことも必要になってくるのでしょうね。

自分が抱える怒りによって、イライラしたり、ムカムカしたりして、その怒りに振り回されてしまいます。そうすると、通常の状態であれば、しっかりとできることができなくなるということもあります。私自身もこれまでに、怒りから冷静な判断ができなかったという経験があります。

自分が怒りに振り回されないためにも、自分の怒りの傾向を把握するとともに多様な意見や考え方を受け止めることも大切になるのではないでしょうか。

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【著者】 いしまるとものぶ 【発行周期】 週刊

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