わさびおろしで大人の味。かまぼこを最高の酒のつまみにする方法

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そのまま食べても十分美味しいかまぼこですが、ほんのひと手間加えるだけで、絶品のお酒のつまみに早変わりすることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では、かつて板前として腕をふるっていた著者の佐藤周生さんが、かまぼこを簡単に「最高のお酒のあて」にする方法を紹介しています。

かまぼこもひと手間で最高のつまみになる!

佐藤です。今回は、簡単な酒のつまみを伝授します。あなたは、かまぼこを食べることはありますか?食べるとしたら、どうやって食べることが多いですか?

基本的にかまぼこは、そのまま切って美味しく食べられる加工品ですが、これだとちょっとあっさり過ぎてものたりないと感じることもあると思います。そこで、ちょっと手間を加えるだけで、もの足りなさ無くし、美味しくする方法があります。そのちょっとした手間とは、「焼く」。フライパンで胡麻油を入れて焼く。胡麻油で焼くと、香ばしくなってコクも出る。これにわさびと大根おろしと醤油を混ぜた物に付けながら食べる…わさびおろしの醤油で、胡麻油のしつこさが抑えられ丁度いい味加減になる。このコクがあってあっさりの味加減がビールと合うのですね。

私、大阪で一人暮らししていた時期があるのですが、その時に、この焼きかまぼこをよく作って食べてました。さつま揚げとかごぼう天でもよく作りました。フライパンで焼くだけですから、簡単…仕事終わりの楽しみはビールと素朴な酒のつまみ…こういった簡単な酒のアテほど何かこう、しんみりと味わえますね。大根おろしもちょっと手間ですが、これがあるのと、ないのとでは味の奥深さが違ってきます。脂分の消化も助けますから、いいことだらけ。季節の根菜をちょっと添えるだけで健康的且つ美味しく食べることができます。なので、3分だけ時間とって大根おろしも添えて食べてみて下さい。

レシピ

【材料】(1人前)

  • かまぼこ…1/2枚
  • 大葉…1枚
  • 胡麻油…小さじ1杯
  • 大根おろし…大さじ2杯
  • わさびおろし…少量

1.かまぼこ(1/2)は、使う分だけ板から切り離します。

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※できるだけ板にかまぼこが残らないように切り離して下さい。

2.刃の中央ぐらいから切りはじめ、包丁を左右に小さく動かしながら、切り進めます…

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3.板に当たるまで切ると表面に波の模様が付いた状態になります。

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4.5~6枚に切ります。

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5.フライパンを強火で熱し、胡麻油(小1)を入れます。

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6.30秒ほど熱したら、弱火にしてかまぼこを広げて入れます。

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7.1分ほど焼いて焼き色が付いたら、裏返し反対面も同じように焼きます。

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8.器を準備して、大葉(あれば)をしいて焼いたかまぼこを並べて盛ります。

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9.小皿に大根おろし、わさびおろしをのせ、濃口醤油を入れます。

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わさびおろし醤油に付けながら、食べて下さい。簡単なので、是非作ってみて下さい。

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板前歴23年の元料理人が一人分レシピの和風料理を伝授します! 10分の酒の肴、20分以内の簡単おかず、などなど…仕事で忙しい料理初心者の 方でも、健康的でボリュームのある手作り料理がマスターできます!気楽に作れ て晩酌が楽しみになりますよ。 「言われた通りに作ってたら、一通りの料理ができるようになりました!」 メルマガ読者さんから頂いた一番うれしかった感想です。 丁寧な説明なので、あなたにもできますよ! 

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【著者】 佐藤 周生 【発行周期】 週3回発行(火・木・土)

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