新型コロナの感染リスクは?緊急性ない歯科治療は延期すべきか

2020.04.10
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by 編集部サトシュウ
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不要不急の外出自粛は歯科医院にまで及ぶことになるのか? 厚生労働省は9日までに、新型コロナウイルスの感染防止対策として、歯科医院で緊急性のない治療は延期も考慮することなどを求める連絡文書を出した。歯科診療前の患者の発熱やせきなどの症状確認や、診療室内の換気徹底のほか、歯科医師の判断で応急措置にとどめることや、緊急性のない治療の延期なども考慮するよう求めているという。

歯科治療の延期考慮をお願い

今回、厚生労働省から歯科医師に治療延期の文書が送られた背景には、歯科治療の特性にある。新型コロナウイルスは飛まつにより感染しやすいが、歯科診療ではウイルスを含んだ唾液などの体液に触れることが多く、歯を削る際に飛び散るため、歯科治療による感染が懸念されている。

そのため厚労省の連絡文書では、治療の延期のほか、歯科医がマスク、ゴーグル、フェイスシールドを使用することや、歯を削る時などに使うタービンのハンドピースは患者ごとに滅菌したものを使うといった感染防止対策を促している。

また、タービンだけではなく、歯石を取る超音波スケーラーなど歯科衛生士が使用する器具も唾液を巻き上げることがわかっている。歯科治療では新型コロナウイルスの感染リスクが高いと判断されたことになる。

日本歯科医師会では「新型コロナウイルス感染症について」という専用ページを設置。歯科医師に向けて、新型コロナウイルスに関する情報や、厚生労働省からの通達などをまとめている。

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