コロナ休校でストレス感じる親子へ贈る、ドラゴン桜指南役の言葉

 

●子どもの笑顔がたくさん見られる。子どもの笑い声が聞こえる。子どもが大声ではしゃぐ声が聞こえる。一緒に笑ったりはしゃいだりする親の声が聞こえる。こういう家なら大丈夫だ。家の中が片づいていなくても、玄関の靴が跳び散らかっていても、掃除が行き届いていなくても大丈夫。そういうのは二の次だ

●突然の一斉休校で「子どもが家でダラダラして困る」という声が多い。でも、子どもが家でダラダラするのは極めて自然。大人も家ではダラダラしたくなる。しかも、一年が終わった春のこの時期はただでさえボウッとするもの。学校が始まったらがんばればいい。日本人はのんびりダラダラに最悪感を持ちすぎ

●コロナのせいで子どもが自宅でダラダラ。食事の支度と片づけ、掃除、洗濯、風呂洗いなど、子どもがやってくれると助かる。その気にさせるには上手にほめること。子どもが喜ぶのは「うれしい。ありがとう。助かるよ」などの感謝の言葉。やってくれないときは諦めよう。やらないことを責めるのは逆効果。

●コロナのせいでストレス過多。お薦めは犬語でケンカ。「ストレス溜まるね。犬語のケンカでストレス解消しよう」と子どもを誘い、向かい合って「ワン、ワン、ワン」と犬語で怒鳴り合い大ゲンカ。これでストレス解消。意味不明の音声だから誰も傷つかない。ストレスを人にぶつける前にぜひ。一人でも可

●コロナウイルスのせいで鬱屈とした日々。こんなとき気持ちを切り替えてくれる諺をいくつか。ピンチはチャンス。災い転じて福となす。禍福はあざなえる縄のごとし。人間万事塞翁が馬。待てば海路の日和あり。果報は寝て待て。一寸先は光(親野智可等の創作)。ということで、ちょっとリラックスしよう。

●欧米の夏休みは2ヶ月。宿題はゼロで家庭学習教材もない。つまり、遊んでばかりでいわゆる勉強はしないのだ。そんな子どもたちが大人になるとどうなる?1人当たりの名目GDPを見ると、ほとんどの欧米各国は日本より高い。日本は26位で先進国ではビリに近い。だから春休みにもカリカリする必要はない

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