4 月から始まる値上げラッシュに国民悲鳴。食料品に外食、保険料アップで家計を圧迫、税込み表示が購買行動に影響も

2021.03.31
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by tututu
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4月1日から新年度がスタートするが、私たちの暮らしに関することも大きく変化する。特に財布を直撃しそうなのが食料品や生活にまつわる“値上げ”。また、商品やサービスの価格に消費税分を含める「総額表示」も義務化されることから、消費行動に大きな影響を与えそうだ。

4月からの値上げラッシュで家計を圧迫

食料品では日清オイリオグループとJ-オイルミルズが原料価格の高騰などから、家庭用食用油の価格を1キロ当たり20~30円以上引き上げる。

マルハニチロも昨年のサンマ不漁の影響でサンマ缶詰4品目を30円値上げするほか、スーパーでは野菜の値段も高騰しているという。

一方、4月1日から消費税を含んだ総額表示が義務化されることに伴い、外食チェーンでは値段を変更する動きが目立つ。

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大手うどんチェーンの「はなまるうどん」はすでに価格を改定。「コクうまサラダうどん」は506円から14円値上げして520円。反対に定番メニューである「かけ 小」「おろししょうゆ 小」などは値下げした。

ラーメンチェーンの「一風堂」でも4月1日から値段を変更し、チャーハンなどのサイドメニューは1~8円の値上げ、「替え玉」にいたっては40円アップし、110円から150円となる。

一方で、定番商品である「白丸元味」は825円から35円値下げとなる790円、「赤丸新味」も890円から902円から890円に改定する。

また、ハンバーガーチェーンの「モスフードサービス」も包材コスト増などの影響から、モスバーガー商品70品目で10~50円値上げするとしている。

価格の総額表示はこれまで「100円+税」といった税抜き表示が認められてきたが、4月からは「110円」「100円(税込み110円)」といった表示が義務付けられる。

ATM利用手数料、公共料金まで値上げ

現金派に影響を与えそうなのは、大手銀行のコンビニATM利用手数料の値上げだ。

三井住友銀行は4月5日から現行110円のコンビニATM手数料を220円と倍に引き上げ、時間外も220円から330円にする。ただし、利用者の多い25日と26日の8時45分~18時は無料に変更される。

三菱UFJ銀行もローソンATMに限り、手数料を110円から220円、時間外は220円から330円に変更する(セブン銀行ATM、イーネットATM、ファミリーマート設置のゆうちょ銀行ATMは現状のまま)。

また、液化天然ガス(LNG)や原油価格の上昇で、電気や都市ガスの家庭向け料金も大手14社すべてが値上げ。

介護や福祉サービスの料金も値上げされることになっていて、介護保険サービスは0.7%、障害福祉サービスは0.61%引き上げられ、利用者の負担が増える。65歳以上の介護保険料も多くの自治体で値上げされると時事通信などが報じている。

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私たちの暮らしに関することが4月1日からさまざま変わる。値上がり感が強まれば消費者の財布のひもはますます固くなりそうだ。

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