日本維新の会と立憲民主党の違い
日本維新の会は、大阪地区を中心に、しっかりとした市町村議員、そして大阪府や和歌山県や兵庫県などの県会議員などの連携ができています。
ある意味で、しっかりとした下部組織(地方組織)を持っているという感じで戦っています。
当初はそのような感じはなかったのですが、徐々に政治的にしっかりと組織を作った内容になってきているような気がします。
それに対して立憲民主党の人々は、いつまでもマスコミに頼っていて、国会のテレビ中継内で派手なパフォーマンスをすることばかりに注力していました。
そのことから、選挙時などに選挙区のスタッフや下部組織が存在しないということになり、そのことから、枝野幸男前代表は共産党との連携を模索したのです。
それまでは「連合」としっかりと組んでいたが、しかし、連合の構成員は基本的には会社員であり、会社を休まなければ選挙の手伝いなどはできません。
そのうえ、そもそも現在労働組合の組織率は10%を大きく割り込んでいます。
そのように考えてしまえば、労働組合は「票」にはなっても「選挙活動」には役に立たないのです。
しっかりと下部組織のある日本維新の会は「足腰がシッカリしている」ので、その下部組織を横に広げることで拡大できますが、マスコミ頼りでマスコミ好みのスキャンダル追及しかできない状態では、選挙を戦えないということになるのです。
さて、松原仁議員は、以前都民ファーストの会が希望の党を設立した時に、その希望の党に移った経緯があります。
そして、小池百合子都知事が「排除の論理」を出した時に、評判が悪くなって希望の党から逃げ出した過去があります。
もともと、私がまだ国会新聞にいた頃「民主党は選挙互助会」と言っていたことがありますが、まさに、選挙に役に立たないようであれば、さっさと逃げ出してしまうということになるのです。
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