あらゆるお店で使える。人気コンサルが勧める「インバウンド獲得法」

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8月に日本を訪れた外国人観光客は推計215万人余りで、6月から3ヶ月連続200万人を超えたそうです。コロナ前の状況に近づきつつあるいま、インバウンドに興味をもってもらえるか否かで、商売には大きな違いが生じます。今回の『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』には、過去にアドバイスを受けて売上アップに成功した焼きいも店の店主から、外国人観光客にアプローチする方法について相談が寄せられました。メルマガ著者で人気コンサルの永江さんは、外国人が利用する口コミサイトへの登録を「必須」として、特にオススメのサイトを紹介。SNSの積極的な利用についても助言しています。

焼きいも店のインバウンド向けPR方法

Question

shitumon

以前、焼き芋屋の売上アップ方法について質問させていだいた者です。おかげさまで、順調に売上も上がり、10月から拡大移転することになりました。東京スカイツリーの近くに移転するため、周りでは外国人観光客を沢山見かけます。彼らに対して、積極的にアプローチしたいと考えていますが、外国人観光客といっても、人種も多様で英語で発信すれば良いという訳でもないと思います。

現時点までの体感としては、欧米系よりもアジア系のほうが自国で焼き芋を食べる文化があるようで、気に入ってくれている印象を持っています。どのような手順で外国人観光客に対してマーケティングを行うのが最適なのかをアドバイスいただければ幸いです。

永江さんからの回答

コロナ禍を耐え抜いて売り上げ順調とのこと、何よりです。アジア系のインバウンドを狙うなら、まずは海外版口コミサイトを活用するのが良いですね。以前ブログにも書きましたが、香港発で東南アジアに強い「ライステラス」(多言語対応なので自動翻訳してくれて便利)は登録必須ですし、中国なら最大手の「大衆点評(dianping)」は要チェックでしょう。
飲食店がなんとか生き延びてインバウンドを獲得する方法|More Access! More Fun

中国は口コミが大きな影響を与えるので、飲食店だけでなくホテル、エンターテイメント、クリニックなど3,000万件以上の店舗が登録している「大衆点評」は日本へ旅行する中国人にとって欠かせない情報ツールとなっているそうです。

こちらは翻訳機能がないので日本語で登録している店舗もありますが、できれば中国人の友人に頼るか、ココナラなどで中国語翻訳の人に依頼して登録してもらう方がベターでしょう。あとは欧米ならTripAdviserが最も有名なので、まだ投稿されていないようでしたら見てみてください。

もう一つ手があるとすれば、YouTubeです。日本のおいしい焼きいもを食べているところや「ジャパニーズスタイル」などのタグでYouTube広告を流せば数万円でめちゃくちゃ再生回数を稼げそうです。

SNSはInstagramは引き続き継続した方がいいですね。拝見したところ投稿が止まっているようなので「旅行」「日本」「焼きいも」などのタグを英語で入れて、日本に観光に来た外国人がひと目で惹かれるような美味しそうな焼きいもの写真を増やしていけば、インバウンド対策は万全だと思います。

もし儲かったらわたしをコンサルで雇ってくださいねw可能性を感じるビジネスなので、きっとお役に立てると思います。

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image by:bluehand/Shutterstock.com

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