地方都市の居酒屋なのに「見事なV字回復」を記録。敏腕コンサルは“何を”変えたのか?

 

■顧客アンケート

Googleフォームでアンケートを作成し、お客様がリピートに繋がる要素をヒアリング項目にしています。

ここの企業さんでユニークなのが、それを「来店回数別」で把握している所です。

例えば、

・また来たいか?を来店回数別で算出

・美味しかったか?を来店回数別で算出

・接客対応はどうか?を来店回数別で算出

このように把握されています。

これで見るとこちらの企業さんの不振点は以前、「2~3回来店」の上記数値が悪いデータが出ました。

つまり、2~3回来ると「飽きちゃう」という事。確かに業態の尖りや名物もあって、初回→2回目は悪くありませんでした。

ただ、それ以上に行き続けるか?で見ると、そこが弱かったんだなと把握。

そのため、そこに対しての商品開発を行い、売上もグループ内でトップクラスに売る店に。

やはりこれで「リピート売上」が伸びたのが売上アップに繋がった要因でした。

また「リピート売上」アップのために実施しているのがもう一つあります。

■LINE獲得推移

・店舗別友達数

・月間獲得数(率)

・LINE経由売上

・誕生日特典利用数

これを把握しています。

業績好調店ほど上記の数字が全て良いのですが、理由は「下限品質の仕組み化」になります。

結局、繁盛店と普通店の違いは何か?と言われると、

「繁盛店は忙しい時もやるべき事をやり切っている」

これに尽きます。

マンパワーの要素もありますが、それ以上に「仕組み化」が上手です。

上限品質の向上はアートやセンスで良いです。しかし最低限やるべき下限品質は、誰でも出来る仕組み作りが大切。

つまり、LINE一つとっても、

・絶対に聞こうね!

ではなく、

・絶対に聞かざるを得ない仕組み!

という事。

グループ内繁盛店のノウハウを、しっかり全店舗に落とし込む作業をやっています。(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年1月15日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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