しかし、スーパーの名も無い卵では、グルメ志向のお客さまの興味を惹くことはできません。
「〇〇農場の卵」「幻の〇〇卵」という“こだわり”が必要です。
ただ、ブランドはどんなものでも構いません。
無名なものでも美味しいので、お客さまは満足してくれます。
ただし、卵以外にこだわるべきものがあります。
米と醤油です。こちらも有名品である必要はありません。
美味しいと思うものを選べば良いのです。
米は、「〇〇さんちのお米」「〇〇地区の棚田米」などの名前があるものを選び、美味しい炊き方を習得してください。
醤油は、「卵かけご飯専用醤油」「だし醤油」などがありますし、オリジナルで作っても良いと思います。
あとは、味噌汁や漬け物なども、こだわりのあるものを提供します。
すべて、「卵かけご飯のために選びました」というアピールが大切なのです。
開店後、少しずつサブメニューを増やしたり、卵の種類、米の種類を増やしていくと、お客さまに飽きられることもありません。
このように、卵かけご飯専門店を作るのは、それほど難しいことではありません。
卵かけご飯を嫌いだという人は少ないので、見込み客の数は無限だと言っても良いでしょう。
さて、あなたはこの可能性をどう見ますか?
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