洗濯機がしてくれるのは、当然ながら洗濯のみ。その後の干す、取り込む、たたむ、しまうという工程は人力が必要です。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、ちょっとした工夫で、子供には生活体験になり、ママは少しだけ休憩できる「裏ワザ」を紹介しています。
魔法使いも夏休み
さて、本日は暑さの中でやる家事のお話。
この異常な暑さのせいで激増している家事、それは
- 洗濯
ですよね。中高生のいるご家庭では、部活に行って帰ってきたと思ったら、下着からトップス、靴下までまるまる一日分が増える…なんてことになっているんじゃないでしょうか。まあ、この暑さじゃ仕方がないとはいえ、大変です。
家事の中でも
- 洗濯→干す→取り入れる→たたむ→収納する
と工程が長く、しかも完全部屋干しでない限り天気にも左右されるので、拘束時間が長く負担が重いんですよね。
そして、この工程のうちで家電によって自動化されたのは「洗濯」の一工程のみ。いやー、家電メーカーはまだやれることがあるんじゃないかと思いますね( ̄∇ ̄)。
なので、手作業の工程を少しでも軽くすることで夏の洗濯の負担が軽くなるわけです。
で、フツー洗濯物は乾いたあと、たたんで収納しますね。このとき、収納する場所は
- 人別 か モノ別
になっていますよね?
- 子供の靴下
- パパの下着
- ママのカットソー
- バスタオル
これらがすべて同じ場所に収納されている家は、あまりない……っていうか、まずナイ( ̄∇ ̄) っていうか、あったとしたらそれは収納されてナイ( ̄∇ ̄)。
つまり、人別かモノ別あるいはこの組み合わせということは
- 洗濯物の収納場所別
ということです。だから、洗濯物をタタミながら
- これは子供の靴下で…
- コッチは下着で…
- これはカットソーで…
- バスタオルで…
となんとなく分けながら、山を作っているんですね。
これはもちろんokなんですが、この作業を干すときに組み込んでしまうんです。つまり
- 収納場所別
に干すんです。おそらく干すときには、アイテム別に干していますよね? これだと、靴下は靴下、カットソーはカットソーという形になるはずです。そうなると、必然的に取り込むときも靴下ばっかりカットソーばっかりになってしまうんです。
ま、いいんですけどね、これはこれでも。でも、手作業工程の長い洗濯の場合、少しでも手数を減らしたいんですよ。なので、収納場所別に干すんです。こうすると
- 脱衣所に収納するものは、タオルも含めて全て
- 子供部屋に収納するものは、子供のもの全て
…を集めて干すんです。