【王様と私】日本人が気づいていない、ケン・ワタナベが掴み取った歴史的成功

 

うーむ。

そういう意味では、チケット入手はかなり困難なようだけど、もし可能であるならば、できる限り多くの日本人の皆さんに、この謙さんの『王様と私』をご覧になって頂きたい。

謙さんの命がけの、本当の熱意を、1人でも多くの人に感じて頂ければ、なんとなく、日本の未来も何かが変わる気がする。

…っていうか、今の謙さんは、日本のマスコミにもっと評価されたり、注目されていい気がする。

日本のマスコミ関係者の方々は、しょーもないニュースを取り上げる暇があるなら、今の謙さんの生き様を、少しでも取り上げてくれたらいいのに。

なーんてことを漠然と考えていたら、突然、モデルのローラさんがまたニューヨークを訪れていらっしゃるそうで、

謙さんとの2ショット写真を自身のInstagramで公開し、話題を呼んでいる。

とニュースに(正確には、Instagramじゃなくてmobypictureだけど、まぁ、そのくらいの間違いはいいでしょう)。

今の謙さんが少しでも注目されることは素晴らしい。あと、こういう時にやってくるローラさんも、やっぱりすごい。

〔ご参考〕 Kenさんは男性としてほんとにかっこいいなぁ 

最後に、すでにご存知の方も多いと思うが、一応、このミュージカル『王様と私』のこれまでの評価についても書いておこう。

主役の王様を演じる謙さんの熱意によるものなのか(ご本人はまったく満足していない様子だが)、これまでのところ、歴史的と言っても良いほどの成功を収めている。

ブロードウェイ・ミュージカル業界の優れた作品や関係者を表彰する今年のトニー賞(授賞式は6月7日)では、謙さんご自身の「最優秀主演男優賞」(Best Leading Actor in a Musical)を含め、以下9部門にノミネート。

【2015 Tony Award Nominations】
◆Best Revival of a Musical
◆Bartlett Sher, Best Director of a Musical
◆Kelli O’Hara, Best Leading Actress in a Musical
◆Ken Watanabe, Best Leading Actor in a Musical
◆Ruthie Ann Miles, Best Featured Actress in a Musical
◆Michael Yeargan, Best Set Design of a Musical
◆Catherine Zuber, Best Costume Design of a Musical
◆Donald Holder, Best Lighting Design of a Musical
◆Christopher Gattelli, Best Choreography of a Musical

また、このノミネート発表を受けて、5月中旬には『王様と私』の週間チケット売上額は、100万ドル(1ドル=120円換算で1億2千万円)を超えてニュースにもなっている。

〔ご参考〕 Broadway Box Office: ‘The King and I’ Tops $1 Million 

渡辺謙さん、すご過ぎです。しびれました。本当に観に行けてよかったです。謙さんのお陰で、いろいろと考えさせられました。

ちなみに、『王様と私』は、高い評価と人気を背景に、当初、4月から6月までの3ヶ月の予定だった公演期間を、来年1月まで延長することが決定しています。

ただし、謙さんがそのままご出演されるかどうかはまだ未定ということですので、
もし可能なようであれば、やっぱり謙さんがご出演される6月末までにご覧になられた方が良いでしょう。

念のため、最後にもう一度、公式サイトへのリンクをどうぞ。

〔ご参考〕 King and I 

image by: Wikipedia

『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』 Vol.137より一部抜粋

著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。
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