ビールなのに「インドの青鬼」。 売れるネーミングの極意とは?

hanjo20170207
 

「うちの会社はマイナーだから大手のようには売れない」などとため息をついている方、諦めが早すぎるかもしれません。無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんは、ネーミングの意外性で消費者やメディアの注目を集められれば企業規模の大小に関係なくモノは売れ、さらに商品がもたらす「家族の幸せ」をアピールすればより効果的、と説いています。

「何、それ!?」ネーミングで、注目を集めろ!

「ボルガライス(洋食)」
「ゴリラの鼻くそ(菓子)」
「モヒカン娘(日本酒)」
「イギリスフレンチトースト(パン)」
「インドの青鬼(ビール)」

それ!?驚くような商品名ばかりです。この名前を見たお客さまは、どんな商品なのかがまったく想像できないため、「失敗ネーミング」だと感じるかもしれません。

しかし、お客さまの好奇心は旺盛。気になって仕方のない状況に追い込まれます。どんな商品なのか非常に知りたくなります

また、メジャーなメーカーの商品ではないので、できることなら手に入れておかないと、次の機会はないかもしれないと感じるのです。つまり、購買意欲へと変わっているのです。

それだけではありません。「それ!?メディアの大好物。取材対象として、選ばれやすくなります。メディアに取り上げられると後は想像を遥かに超える反響で、忙しい日々が続くようになります。

ネーミングとは、それほど重要なものなのです。

自社商品がないという場合は、「それ!?キャッチフレーズを作ってみてください。敢えて、「何のこと?」「どういう意味?」というフレーズを作るのです。

すると、お客さまが考え始めます。この時点で、すでに「何、それ!?」のマジックに掛かっています。

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