疲れて帰宅した際の食事、できることなら手間を掛けずにササッと、けれども美味しくいただきたいですよね。そんな方にオススメなのが、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さんが紹介してくださっている「しらす梅しそ黄身玉丼」。簡単どころか加熱すらせずにいいという時短中の時短レシピ、試さない手はありませんよ。
ふわっと紫蘇香る! 梅しらす黄身玉丼
gatugatu佐藤です。今回の「丼」はあっさりの超時短どんぶりです。これ、加熱作業がなくただ盛るだけ。簡単料理。どんぶり鉢に持ったご飯が熱々なので刻んだシソと海苔がふわ~っと香ります。乾燥で硬めのちりめんジャコでなく「しらす」なので軟らかい食感です。梅干しとシソのふりかけの効果であっさり味。ですが、卵の黄身を混ぜながら食べると時々まったり味に変化します。
この「しらす梅しそ黄身玉丼」は、少量の濃口しょうゆをかけて食べる、純和風のどんぶりですね。
私、春になるとスーパーに出回る旬の釜揚げしらすで、「しらす梅しそ黄身玉丼」を作って食べます。見た目通りのあっさり味で何度食べても美味しいです。
この丼は、しらすの代わりに鶏や豚の肉を茹でてのせてもいいですし、刺し身の細切れみたいなもので作っても美味しいと思います。贅沢にいくらのしょう油漬けをのせても……応用の幅が広いのでレシピをマスターしておいて下さい!
レシピ
【材料】
ごはん……適量
しらす……30g
しその葉……(中)3枚
卵黄……1個
梅干し……1個
紫蘇ふりかけ……少量
もみ海苔……少量
白ゴマいり胡麻……少々
1.紫蘇の葉は、流水でサッと洗って水気をきり、2枚重ねて二等分に切ります。
さらに折り曲げて重ね、細く刻みます。
2.丼鉢に好きなだけ「ごはん」を入れます。
「紫蘇のふりかけ」をパラパラッ少々ふって「しらす」を全体に盛ります。中央に窪みを作ります(黄身を入れる窪みです、窪みを作ってここに黄身を入れれば動かないので盛り付けが崩れません)。
3.卵1個をボウルに割り黄身だけを取り出し窪みに盛ります。
刻みしその葉、もみ海苔をしらすの上にまき散らして、白ゴマをぶちまけ種をくり貫いた「梅干し」を添えて完成です!
卵黄を潰して濃口しょう油を少量かけて、混ぜながら食って下さい。味が変化しながら楽しめて食えるどんぶりです。
間もなく春です……しらすの釜揚げがスーパーの鮮魚コーナーに並び始める季節です。しらすを見つけたら、即! 買って「梅しらす黄身玉丼」を作ってみて下さい。「ちりめんジャコ」でもOKです。