話が飛躍していると思われたかもしれませんが、これは僕だけの特異な持論というわけではなく、現在のアメリカの危機に気づいている人たちは同じ意見を持っています。でも、大手メディアのニュースにはそんなことは全く報道されません。
大手メディアを見れば「アメリカ経済はすごく順調でドルは信頼できる」ということを信じ込ませるためのプロパガンダだらけです。そして最近ではそういったプロパガンダに反することを少しでもYouTube 上で言えば、すぐにGoogle が動画やアカウントをブロックして言論の自由を奪ってしまいます。
一方で、金融市場では金銀の価値が上がるとドルの信用が下がるので、実際には存在さえしない量の金銀の架空取引で価格を売り叩いて下げています。それは実は金融犯罪で、実際にドイツ銀行が訴えられて罰金を課せられたのは記憶に新しいところです。しかし、それでも儲かるので大手銀行はそういったインチキをやめようとしません。とにかく、みなさんの想像を絶するようなメチャクチャな詐欺行為と情報操作が行われています。
何を信用すべきか、すべきでないかに関しては、大手メディアだけを見ていると全くわからないのが今の時代です。中央銀行や金融市場が不正直な一方で、正直なビットコインが登場しても、大手メディアはその存在を叩いて「デーモナイズ(悪者にする)」ばかりです。もしくは、一部のギャンブル好きの人たち向けの投機に関する話題ばかりで、本質があまり語られません。
しかし、ビットコインに代表される「ブロックチェーン技術」は、インターネットの発明以来の革命と言っても過言ではなく、激しい競争と淘汰を経ながらこれまでの世の中を変えてゆくでしょう。僕達は今まさにその変化が起き始める地点にいます。
10年後に振り返ってみて、このブロックチェーン技術がどれだけ政府や大手メディアに邪魔されてゆくか、一方で邪魔や介入に負けずに人類により自由をもたらしているか、その変化の渦の中にいながら行く末を見てゆくのが楽しみです。
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