販売現場で必要な雑談力とは、こういうことではありません。同じように雑談をするにしても、それが必ず何かに繋がるようにします。最近見たテレビの話ならば、「そういえば、あの女優さんの着こなしってすごく素敵なんですよ」といった会話ができれば、そのまま着こなしの話に移行することができ、商品の話に繋げられます。昨日食べたご飯の話であれば、自炊なのか、外食なのか、どんな飲食店が好きでどんな嗜好があるのかを知ることで、そのお客様の好みを把握することができます。そこから、お客様が好きそうなものをリサーチしたり、オススメすることで、お客様に懇意にしてもらえる可能性もあります。
内容はどんなことでも、必ずその後に繋げるという意識があれば、ただの井戸端会議的な雑談ではなく、販売に繋がる雑談になるのです。接客時間が長いのに、一向に売上に繋がらないという場合は、この意識が薄いのかもしれません。
販売現場で必要な雑談とはどういうものか? そうするためには、どんな雑談の仕方をしなければいけないのか? 考えて行動してみましょう。
今日のおさらいです。
- 雑談はただすればいいものではなく、その後に繋げることが大事。
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