ただ、DC62に使用しているモーターも「ダイソン デジタルモーターV6」ですし、サイクロンの構造も同じです。さらにリチウムイオンバッテリーも同じものを使っているようで運転時間や充電時間もV6 slimと変わりません。
付属品も細かくチェックしたところ、ダイソンのECサイトの中で最もお手頃なV6 slimと同じでした(こちらは今、税込みで46,059円になっています)。
では、今回のジャパネットオリジナルモデル<DC62WH ENT SV>とダイソンのECサイトの中で最もお手頃なV6 slimとの違いはどこにあるのかというと、
◎ポストモーターフィルター
……がついていないことです。このフィルターはV6以降のモデルから搭載されたものでグリップの真上にある排気口部にこのポストモーターフィルターを装備することで、PM2.5はもちろんのこと、0.3ミクロンまでの微粒子を99.97%キャッチできる「きれいな排気」が特徴です。
ということで、排気にそこまでこだわらないなら現行のV6 slimとお掃除能力が変わらないコードレススティックが会員様特価だと、税込み32,184円で買えるのですからお得なのかもしれません。
ちなみに家電量販店で売っている8万円程度もするコードレススティックというのはこのあたりのV8かと思われます。
運転音が格段に静かなことや、ゴミが捨てやすいこと(ゴミ捨ての際にフィルター部のゴミをゴムのようなものでこそげ落とす機能がついています)通常モードでの運転時間が倍もあることなどを考えるとなるほどなと思います。そして冒頭の「歴史」にも書いたように今年出たばかりのV7はゴミの捨てやすさはV8と同じで、運転時間30分、音はまあまあというところで塩梅がちょうどいいのかもしれません。