編集後記
今回調査をするにあたり、様々な立場の方に協力をしていただきました。
また、調べていたところ、保育士Nが移籍した先の保育園でも、ある保育士が「そういえば、私、お金足りないことがありました…」というびっくり証言がありましたし、R保育園の中でも他の保育士さんが、「実は私もお金がなくなっていたことがある」という証言がありました。
いずれも手口は同じで、財布の中から少しだけお金を抜くというやり方です。
また、R保育園は新設の時に、就業規則を定めていますが、この際労働者代表をR保育園側が恣意的に定めたということもわかりました。実際、この労働者代表の保育士は、代表になっていることすら知らなかったのです。
労働監督署が捜査に入れば、ボロボロと出てくるであろう不正の数々、あまりの酷さに驚いてしまいました。これらのことは、労働監督署には伝えていますが、まだ動いてはいないようです。こういう足の遅さも、実は問題だと思っています。
こういう状況を見ていると、真面目に経営している経営者は、ワリを喰うわけですね。真面目な人がバカを見る社会は、いつになったら直るんでしょうか…。もしや、そんな時代はなかったとか…。
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