新型コロナウイルスに感染していると知りながら複数の飲食店を利用していた愛知県蒲郡市の男性(57)が、18日午後1時ごろ、県内の入院先の病院で死亡したと、中日新聞、産経新聞などが報じた。男性は新型コロナウイルス感染前から重い持病があったという。
【速報】愛知県蒲郡市で「ウイルスをばらまく」とフィリピンパブなどを訪れた50代男性が死亡したことがわかりました。感染前から重い持病があったそうです。#新型コロナウイルス #COVID19https://t.co/sAMQcLbdux
— 中日新聞 (@chunichi_denhen) March 18, 2020
「ウイルスばらまく」と外食の50代男性が死亡 愛知・蒲郡https://t.co/NOg7EtrAo2
→同店では12日に女性従業員の感染が判明。愛知県警が業務妨害容疑で同店からの被害届を受理し、捜査を始めていた#新型コロナウイルス
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 18, 2020
男性は4日、新型コロナウイルスの陽性が判明した後、愛知県蒲郡市内の居酒屋とパブの2店に立ち寄り、その際にパブ店主が知人から「男性がパチンコ店や飲食店で菌をばらまいてやるといっている」と連絡を受けたため、男性に事実を確認。男性が陽性を認めたことから30分程度で退店させたが、その際に店内に居合わせていた従業員が8日から発熱や喉の痛みを訴え、12日に感染が確認されていた。
蒲郡市の鈴木寿明市長は記者会見で「自宅待機の指導がありながら、市民に感染の危険が及んだことは大変遺憾」と述べていた。
パブ経営者の男性は13日、営業を妨害されたとして県警蒲郡署に被害届を提出、県警は業務妨害の疑いがあるとみて捜査する方針を発表していたばかり。
社会問題として連日ワイドショーなどに取り上げられていた感染者の男性が、入院先の病院で死亡したというニュースを受けて、ネットでは驚きの声が多数挙がっている。
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