蔵王山に火口周辺警報・・・『週刊MEGA地震予測』も“火山噴火も視野に入れ要警戒”と指摘するエリア

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気象庁は13日、宮城県と山形県の県境にある蔵王山に、小規模な噴火が発生する可能性があるとして、火口周辺警報を発表した。

気象庁ホームページに掲載された報道発表によると、4月7日以降、御釜と呼ばれる火口湖付近が震源と見られる火山性地震が増加しており、万が一噴火した場合、想定火口域から約1.2kmまでの範囲で、飛散する大きな噴石に警戒が必要とのこと。また風下側では、火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降る恐れがあるという。

JESEA(ジェシア/地震科学探査機構)が配信するメルマガ『週刊MEGA地震予測』では、今回火口周辺警報が出された蔵王山を含む奥羽山脈周辺において、14年末から15年初頭にかけて週間異常変動の前兆が見られ、また地盤の沈降が続いていることをいち早く指摘。この地域を、震度5以上の地震が発生する可能性が極めて高い、「要警戒」エリアのひとつに挙げている。

また、先週4月8日に配信されたメルマガ最新号でも、奥羽山脈周辺の状況を“今回は静謐”としながらも、“火山噴火も視野に入れて引き続き要警戒とします”と注意喚起を行っている。今後は気象庁が発表する情報に基づいて、観光や登山で山に近づく際には十分な注意が必要だ。

 

0001592103c-e1425613724148『週刊MEGA地震予測』
著者:JESEA(地震科学探査機構)
測量学の世界的権威である東京大学名誉教授・村井俊治氏による、測量工学的アプローチに基づいた地震予測を毎週配信。2014年に発生した震度5以上の地震を全て予測するなど、高い予測的中実績を誇り、テレビ・新聞・雑誌等での紹介も多数。
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