【京都】亡くなった子供らの為の伝統行事「地蔵盆」その慈しみの歴史

kyoto20160819
 

関西や中部地方などではよく知られていますが、それ以外の土地にお住まいの方はあまり耳にすることのない「地蔵盆」。無料メルマガ『おもしろい京都案内』では、毎年8月24日に行われるこの伝統行事が紹介されています。命の尊さを再確認させてくれるという「地蔵盆」、一体どのような行事なのでしょうか。

子供のお盆「地蔵盆」

地蔵盆は京都生まれで、近畿地方の行事として古くから行われてきたと伝わっています。また、北陸地方や新潟、信州では長野市周辺で今でも盛んに行われているようです。しかし、東海や関東にはほとんどその習慣はないようです。地蔵菩薩の縁日は8月24日ですこの日を中心とした3日間を地蔵盆と呼びます

そもそもお地蔵さんとは?

日本人ならどの地域に住んでいてもお地蔵さんを見たことがない方はいらっしゃらないでしょう。でもその正体をご存じの方は少ないのではないでしょうか?

地蔵菩薩にまつわる話として有名なものに親不孝をした子供を三途の川で救う話があります。

親に先だって亡くなった子供を親不孝者といいます。この子供たちは亡くなった後、まず三途の川のの河原にたどり着きます。子供たちの両親や兄弟を懐かしみ石の塔を築くのですが、「お前たちは親不孝者だ!」と鬼がそれを崩してしまいます。子供たちはなかなか三途の川を渡ることを出来ず成仏すら出来ません。それを哀れんだ地蔵菩薩が、子供たちを抱いて親となって救うのです。

地蔵菩薩は本来、お釈迦様が入滅してから未来の仏である弥勒(みろく)菩薩がこの世に現れるまでのあいだ人間を救済する存在です。もっと詳しく言うと、人間の世界のみならず六道すべてを行き来出来て皆を救済してくれる存在なのです。六道とは地獄、飢餓、修羅、畜生、人間、天のことで、現世での行いにより来世の行く場所がこの6つに分かれているというものです。

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