━━dカードの発行枚数の最新値とポイントカードの発行数の最新値を教えて欲しい。
吉澤社長「数字に関しては決算も控えておりますし、そういった機会でお願いできればと思います。
dポイントカードもまだ1000万枚はいっていないが、それに近いところまで到達している。数字については後ほどにさせていただければと思う」
(★ 社長だけでなく、広報だって、最新値なんて覚えてないだろうに。なぜ、社長囲みでこんな空気の読めない質問するのかな)
━━また、昨年、dカードのローンチキャンペーンをやったと思うが、これから春商戦に向けて販促キャンペーンのようなものをやる予定はあるか。
吉澤社長「dポイントクラブは5900万ぐらいの会員数になっているので、大きなポイントサービスのひとつになっていると思う。もっとPRしていきたい。dカードを使っていただけたら、dポイントも貯まる。dカードはApple Payとの対応が可能になる。そういった意味でもPRしていきたい」
(★ Apple Payはサービス開始前に、NTTドコモやJR東日本が何もアナウンスできない状況を見ると、NTTドコモが勝手にキャンペーンとかやるのも難しそうな気がする)
━━このタイミングでオリジナルブランドを立ち上げたのは珍しいような気がする。どういう理由なのか。
ドコモ担当者「ローエンドは品質が悪いんじゃないかと見られるところがある。そうならないよう、ドコモがしっかり品質面、性能面を磨きあげたものを出したいと考え、お客さんにいちばんわかりやすいMONOというブランドをつけて発売することになった」
(★ さすがに安いからといってNTTドコモがZTEスマホを扱っても、ユーザー側は「なにそれ?」なんだろうな。これからも海外メーカーの端末にドコモブランドをつける動きが加速しそう)
━━600円台という値付けを作ることで人気が集中して他メーカー製品が売れなくなる可能性があるのではないか。
吉澤社長「MONOに集中するということには、なかなかならないのではないか。機能としては最低限なものはつけているが、FeliCaは当然載せていないし、ワンセグもない。画面の大きさからも、他のスマートフォンを望まれる方が多いと思う。ベーシックで低価格という要望でMONOを購入することはあるだろうが、雪崩を打ってということにはならないだろう」
(★ 他のメーカーからすれば、自社ブランドで展開するよりも、ドコモブランドにしてもらって一括650円で売ってもらった方が、よほど儲かると思う。ドコモブランド入りを狙うメーカーが増えそう)
メーカーブランドスマホは衰退し、キャリアブランドが復活するのか