ところが、男性が一連の流れを理解していないために、せっかくやった家事が無駄になったり、却って女性側の負担になってしまったりすることがあるんです。それが夫婦間の家事ストレスになっているんですよね。たとえば、この洗濯の例で言うと
・今日も明日も雨の予報の日に
・バスタオルやジーンズなどを男性が洗濯
・洗濯しておいたよ♪ と女性に言う
・乾かないことが解っている女性は感謝できない
・ふたりともストレス
…みたいなことが起こるんですね。あるあるでしょ?( ̄∇ ̄)。まあ、厚手のものを洗うなら、天気予報のチェックは必須ですしそれをしないで洗濯したよと言われても、どうやって乾かすつもりなのよ後先考えなさいよ濡れたまんまでドーするつもりなのよとキレたくなりますよね、女性としては。
…洗い始めてからではどーにもなんないので、これを防ぐためには、開始の段階で先を見通している必要があります。開始の段階で先が見通せるとは、すなわち「家事の一連の流れを理解している」ということです。
これは分野ごとの家事を細切れに手伝っているだけでは、決して養えない力です。全体を丸投げしてOKな状態になるためには細切れをいくら積み重ねてもダメなんですよ。むしろ通しでやってもらうことでだけ培われる力だと思います。ま、今さら言うまでもなく、会社の仕事だって同じですけどね。