なぜ、日中関係は「戦後最悪」になったのか?
詳述すると長くなるので、ざっくり書きます。
2008年9月、リーマンショックから「100年に一度の大不況」が起こりました。これで、アメリカは沈んだ。しかし、中国は沈まず、「一人勝ち状態」になります。世界中の国々の指導者たちが、「アメリカの時代は終わり、中国の時代が来る!」と思った。
日本では、親米の自民党が没落。09年、親中反米の民主党が政権をとります。小沢さんは、北京から世界に向かい、高らかと宣言したものです。「私は、人民解放軍の野戦軍司令官である!!!!!!!」と(これ、冗談じゃないですよ。ウソだと思う人は、調べてみてください)。
そして、鳩山さんは、極めて短期間で、日米関係を破壊し尽くしました。幸い、鳩山内閣は、長く続かなかった。激怒したのが、中国です。日本が「アッ」という間に、アメリカの方に戻り始めたからです。
そして、2010年9月に起こったのが、「尖閣中国漁船衝突事件」。皆さん、覚えていますか? 「レアアース禁輸」とか、驚きましたね。そして、中国政府の高官たちは、世界中でこんなことを言い始めました。
「尖閣は、中国固有の領土であり、『核心的利益』であ~る!」
中国は1970年代はじめから「尖閣は中国のもの」と主張していた。しかし、全世界に向けて大声で宣言したのは、2010年だった。この事件で、日中関係は、かなり悪化しました。そして、2012年9月、野田総理(当時)は、「尖閣国有化」を決断した。これで、日中関係は、「戦後最悪」になったのです(私は、「尖閣国有化」をもちろん支持します。しかし、それで日中関係が最悪になったのは、間違いない事実です)。
中国は、尖閣を強奪すべく、戦略をたてました。それが、皆さんご存知の「反日統一共同戦線戦略」です。戦略の骨子は、
- 中国、ロシア、韓国で「反日統一共同戦線」をつくるべし!
- 中ロ韓で、日本の領土要求を断念すべし!
- 「日本に断念させる領土」とは、「北方4島」「竹島」「尖閣・【沖縄】」である!
- 日本には、【沖縄】の領有権はない!!!!!!!
- 【アメリカ】を「反日統一共同戦線」に入れるべし!
「トンデモか?!」と思った新規読者さんは、いますぐこちらの【絶対証拠】をご一読ください。