何度も書いているので、詳細は省きました。この過程で、「条件闘争」は、新たな段階に入っています。つまり、「制裁を徐々に解除」「非核化を徐々に進める」という金正恩の「ウソ計画」に、トランプは乗らない。話しの核心は、「核兵器を放棄するかわりに、絶対的な体制保証を与える」に移っている。
金は、03年に核開発をやめ、11年に殺されたカダフィのようになりたくない。トランプは、なぜ金英哲を歓待したのか? これは、「私(トランプ)があなたたちに与える『体制保証』を信じても大丈夫ですよ!」と安心させるためでしょう。
何を話したのか? トランプは金に、「アメリカは、北に完全な体制保証を与えることを約束する!」などと話した可能性が高い。北は、トランプの誠意を信じて、「核兵器放棄、体制保証、後制裁解除」というディールに応じるのでしょうか?
成功すれば、トランプは、まさに「ノーベル平和賞もの」ですね。うまくいくことを願います。
image by: Instagram(realdonaldtrump)
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