また、もともと拾ったエリアや育った環境に戻ることもあるので、近所の拾い子やもらい子の場合は、そちらに戻ることもあります。
ただ、飼育し始めて1年未満の場合は、そのまま家を飛び出して帰ってこない確率がちょっと高い感じはしますが、諦めずに、においのついたものを置いておいて、声をかけて呼んであげるのがよいかなと思います。ただし、執拗に声をかけたり、見つけたからといって追いかけたりすると、再度パニックになるので、あくまで自発的に戻るように誘導するのが大事です。
迷子の案内を出す場合は、市町村の保健所や愛護センターなどに連絡をすると見つかることがあります。そのときは、きちんと特徴を伝えられるように、写真などを普段とっておくとよいです。また付近の獣医さんにも張り紙をしてもらうことで、情報が集まりやすくなります。
ともかく、2、3日で戻ることは希で、数日から2~3ヶ月、半年くらいかかった例もあるので、根気強く探すのが大事といえます。そして帰ってきたら、感染症などの健康状態をチェックするためにまずは動物病院へ。そして、張り紙やTwitterなどで「帰ってきた」報告をちゃんとしましょう。
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