常識を裏返す。「撥水するジャージ」を生み出した企業の先見性

 

◆戦略分析

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■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):ジャージ
  • 競合(お客様の選択肢):既存のジャージ、レインウェア など
  • 状況:国内の学校用体操服・ジャージの生産量は縮小傾向のようです。

■強み

1.高撥水

  • 雨・泥水などで濡れや汚れに強い
  • 保温性もある
  • 水洗い100回後も撥水性が持続

2.動きやすい

  • 軽い
  • 通気性もある(蒸れにくい)
  • 伸縮性が高い

3.UVカット

  • UPF50+
  • UVカット率は95%以上

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

  • 特許技術である三次元形状を作る特殊な編み方と撥水加工
    →雨を弾き通気性もよい雨具として昔に使われていた蓑(みの)の原理を活用
  • 60年にわたり蓄積された繊維のノウハウ
  • 介護事業者との協力関係

上記のように、特許技術とノウハウなどが強みを支えています。

■顧客ターゲット

  • 動きやすさと撥水性を重視する方
    →車イス利用者、介護施設職員、災害現場で作業する方 など
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