WHOにも認められた精神疾患「ゲーム障害」ってどんな症状?

 

E子 「ゲーム障害の症状は、WHOのICD-10ですでに精神障害の1つに含まれていた『病的賭博(ギャンブル障害)』(いわゆるギャンブル依存症)の親戚のような概念、共通点があるんだって」

新米 「ギャンブル依存症! 日本にもカジノができるとかできないとか言われてますよね…」

大塚T 「まるで依存症のようにある種の行動に熱中しすぎてしまい生活が破綻するという点では同じですね」

E子 「アメリカ精神医学会によれば、ギャンプル障害は、

  1. 興奮を得るため掛け金の額を増やす
  2. 賭博を止めると落ち着かなくなる
  3. 賭博を制限する努力を繰り返し、成功しない
  4. 賭博を絶えず考えている
  5. 苦痛の気分のときに賭博をすることが多い
  6. 賭博で失った金を深追いする
  7. 賭博を隠すため嘘をつく
  8. 賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらしたり失ったりしたことがある
  9. 賭博のため他人に金をせびる

のうち4症状を12ヵ月以内に示した場合、と定義されているんだって」

新米大塚「へぇ~」

 

国際疾病分類(ICD)とは(厚労省HPから)

国際疾病分類とは、

  • 世界保健機関(World Health Organization, WHO)が作成する国際的に統一した基準で定められた死因及び疾病の分類
  • 我が国では、統計法に基づく統計基準として「疾病、傷害及び死因の統計分類」を告示し、公的統計(人口動態統計等)において適用している。また、医学的分類として医療機関における診療録の管理等においても広く活用されている
  • 正式名称は、疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)

国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)が公表されました

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