なぜ通じないんだろう?相手に伝わる話し方「5つのポイント」

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コミュニケーションを円滑に進めるために必要な「会話力」。相手に「伝わる」話し方をするには何に気を配ればいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では、著者で長く人材育成に関わってきた石丸智信さんが、「伝わる話し方」のポイントを考察しています。

一字の違いが大きな違いを生む コミュニケーション

今までに、自分が言ったこと伝えたことが相手に正確に伝わっていなかったという経験はありませんか。また、相手が言ってきた、伝えてきたことに応じて、自分が行動したつもりなのに、実は相手と考えていたことが違ったという経験はありませんか。一度はこういった経験をしたことがあるのではないでしょうか。

本号では、以前聴講したコミュニケーションに関する研修の中でテーマとなった「伝わる話し方」を踏まえて考察していきたいと思います。

まずは、「伝えること」と「伝わること」の違いについて考えていきます。「伝える」と「伝わる」は、「え」と「わ」の一字の違いだけですが、コミュニケーションにおいては雲泥の差がありますね。

伝えるというのは、自分の目線で相手に話すため自分の伝えたいことが相手に伝わっているのかいないのか分からない状態、もしくは、相手にほとんど伝わっていない状態だと言えます。

逆に、伝わるとは、自分の話す内容を事前に整理し相手の目線に立って話すため自分の伝えたいことが相手にきちんと伝わっている状態だと言えます。普段の会話では、「伝える」という状態でもかまわないかもしれませんね。しかし、ビジネスの場などでは、普段の会話というわけにはいかないので、相手にしっかりと伝わることが必要となります。

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