毒親は、子供をこうやって「助けて」とも言えない人間にしてゆく

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恩というのはあくまで受けた側が感じるもので、決して押し付けられるものではありません。それは、親子の間であっても同じことです。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では、著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんが、親が恩着せがましくふるまうと子供の主体的行動を奪うとし、同時にセルフチェックの重要性を説いています。

親が退行欲求を持っていると子供はどうなるのか?

「本当はヨシヨシして欲しい」
「もっとイイコイイコして欲しい」

でも、心の奥底にはその相手に強い怒りや憎しみなどを隠し持っている。こうした「退行欲求を持っていると人はどんなことを思考し行動するのでしょうか?何かと相談の多い親子関係で考えてみましょう。

例えば退行欲求がある父親が子供とディズニーランドに行くとします。その時、父親は自分自身が親として普通に親子でディズニーランドに行って楽しみたいという欲求を持ってます。

でも、それと同時に「お父さん連れてきてくれてありがとう!」と子供に自分のご機嫌をとって欲しいし、それとは別に、「どうして子供のために自分の時間やお金を奪われるんだ」という敵意も持っていたりします。

するとどういう行動をとるかというと、「子供のために自分を犠牲にしてまでお父さんは頑張っている」みたいな恩着せがましい行動をとります。本当は単純に自分が子供と楽しみたいだけなのに、「仕方なく楽しんであげる」という矛盾した犠牲者のポジションをとるんです。

そういう恩着せがましいことをやられ続けるとどんどん子供は罪悪感を強化しちゃいます。そうやって罪悪感を強化していくと無自覚に被害者意識が定着しちゃうんです。そしていつしか

「自分ではどうしたらいいかわかりません」
「自分には何かを成し遂げる自信がありません」

という悩みを抱えることになるわけですが、そうなったとしても素直に周りに対して「助けて!とは言えないんです。なぜなら罪悪感があるからですね。罪悪感が強くなると、「助けてと言うことそのものも迷惑をかけることだから」なんです。

いわゆる「毒親」と呼ばれる人たちがしていることってこんなことです。例えば、

  • なんでも親が先回りして不安や失敗しないようにしてあげる
  • 子供が考えるより先に親が全部手を回して選択する

その際には、「あなたのためを思ってやっているのよ」と、なにかと恩着せがましいことを言っては罪悪感を刷り込んだり、「私の言う通りにしていれば大丈夫だから」と、子供の自立心を欠落させることを刷り込んでいく…。

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