やるとNGな親の手助け「3過剰」が、子の成長と可能性を阻害する

 

3.やめたい子育て「3過剰」子どもを育てる中での「最悪の触れ合い」と言われる3カジョウ

  1. 過剰保護:先回り
  2. 過剰干渉:口出し
  3. 過剰期待:大きなプレッシャー

これは絶対にやめましょう。子育てで大事にしたいのは「子どもの自立心を育てること」。自分でできることは自分でさせることです。
手本を見せ、させてみる。そこで失敗したら、次へのステップとして温かく見守り、子ども自身に成功するためにはどうしたらいいのかを考えさせることです。
飢えた子どもに「魚を与えるのではなく、釣り竿を与え、飢えのしのぎ方を教えましょう」

家庭教育アドバイス…「失敗経験が自己効力感を高める」

自己効力感とは、できる!と自分を信じられる力であり、自分自身を信じて実際の行動に移せる力を言います。自分の行動に対する期待感や達成への信念を持てることです。
子どもは自分で試すことで、何かを発見したり創造したりします。失敗経験から学ぶことの方が、親から正解を教えられるよりもはるかに子どもの逆境を乗り越える力、問題を解決する力を養うことができます。「自分はできる」と思えるような自己効力感を高めることに繋がります。

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家庭教育アドバイザー 柳川由紀この著者の記事一覧

家庭教育のプロとして、教育相談員の経験を生かしながら、親としての接し方のコツをお伝えします。子どもは、親のサポートの仕方でずいぶん変わります。子どもの能力を最大限に引き出せるよう、まずは親力をアップさせましょう。専門である教育心理学、家庭教育学をベースに家庭の中でできる「子どもを伸ばすためのコミュニケーション術」を「親の力」に視点を置き配信予定です。乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生など発達段階に応じた子どもへの声掛けを具体的にご紹介します。

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