大阪のとあるお店が、220円という低価格で提供するカレーが話題になっています。お値段だけでも充分驚きなのですが、なんと月に2回、さらなるサプライズが仕掛けられているのだとか。繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんも「実に関西人的仕掛け」と感心する「もう1つのビックリ」が、無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で紹介されています。
関西人店主が作る「220円カレー」が人気!サプライズは“肉入り”!?
「関西一安いカレーライス」で話題のお店があります。夜は焼肉居酒屋を営むお店が、昼のサービスメニューとして提供しています。その価格は、驚きの220円。
量が少ないわけでもなく、具が入っていないわけでもありません。さすがに肉は入っていないものの、ジャガイモ、人参、玉ねぎは入っています。凝ったことは一切せず、味つけは市販のルゥのみ。つまり、家庭の味。まぁ、いまどきの家庭はもっと凝っていたりしますが。
しかし、普通の1人前が220円で食べられるのです。これは、小遣いの少ないサラリーマンには、非常に有り難いサービスです。1杯の利益は20円ほどだと言います。
このカレーライスは、価格が大きなサプライズなのですが、もうひとつのサプライズが用意されています。これが、お客さまの心をがっちりと掴んでいるのです。と言っても、このことは宣伝していないので、常連さんだけが知る、とてもユニークなものです。
私は、これを聞いて爆笑してしまいました。実に関西人的な仕掛けだと感じました。そのサプライズとは、月に2回だけ、不定期で肉が入っているというのです。
「やられたっ!」と感じるほど意外性があり、そのセンスの良さには脱帽です。
関西人にしか理解できない、“ノリ”のようなものかもしれませんが、私はこんな商売人が大好きです。これからも、サプライズつきのカレーライスを提供し続けて欲しいと願っています。
実に楽しい。
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