韓国の役割
世の中には悪いことはない。全ては、何かの役目を持って存在していると思っている。反日の韓国も、何かの役割を持っている。
韓国の役割としては、まず、反日的な意見で日本の世界的な活躍を抑制する効果で、日本が有頂天にならないようにするストッパーである。日本の弱みは、太平洋戦争占領地での虐殺などで世界的な宣伝戦に負けることである。敗戦した国の負い目でもあるが、この負い目を的確に狙ってくるのが韓国である。
そして、ホワイト国除外から韓国企業は、日本企業離れを起こして、日本の部品や材料を自国生産や日本以外の世界から部品を探してくるので、日本企業は、物質特性の感じる力をより磨く必要になる。微細な加工が日本企業の競争力であることを、韓国が日本に知らせる役割も持つ。これにより、日本の得意分野の深堀で、競争力を高めることになる。
それと、米中貿易摩擦も合わさり、企業活動と安全保障が緊密な関係になり、敵に物を売らないということで、敵・味方が分かれて、物の流通にも大きな障害になる時代が来たことを知らせている。
そして、今後、韓国は離米するとみるが、それは世界の激変を知らせるサインであり、激変した東アジアで、日本人の安全保障観を変える出来事になると思う。
徐々に高齢者が死んで、左翼政党の力は無くなり、若者は中国や北朝鮮などの攻撃の危険性を感じて、年を経るほどに安全保障観は、変化しているが、日本に近い韓国の離米で、日本人の安全保障観は、劇的に変わることになる。
歴史的なスイング・カントリーの韓国は、米同盟国から中国陣営に移り、かつ米軍備を持つことで、中国の兵器が進歩することになり、日本への圧力は相当に大きくなる。防衛ラインも対馬になり、圧力を感じることになる。米国は軍備研究開発費が無くなり、日本は中国に対抗しうる兵器を自国で開発する必要になる。憲法も変える必要になるなど、日本は、敵に囲まれるイスラエル化が起きる。
というように、韓国は、日本の変化を促進する役割を持つのではないと見ている。しかし、北朝鮮と統一することで、韓国国民は自由の有難みを知ることになるが、その時点では、独裁主義国になり国民の自由は大きく制限されることになる。そして、優秀な韓国企業は無くなる。北朝鮮と同じレベルになってしまう。
そのため、韓国企業や大量の韓国の若者が日本に亡命してくることが考えられる。人口減少の日本にとって、労働力と職場をもたらすことになる。最低でも200万人程度は亡命するような気がする。中国から南宋滅亡時、日本に亡命した人たちが文化を日本にもたらしたのと同じことが起きることになると見る。
日本が韓国を助けてはいけない理由は、韓国の役割を十分行っていただくためで、韓国の離米を止めてはいけないからである。それにより、日本も変わるからである。
日本の役割は、韓国の離米など、混沌とした環境では、自己主張もしないで、皆を繋ぎ、世界経済や安全保障的な安定性を確保することに努めることである。それが韓国が行う宣伝戦に勝つ道でもある。人中心の平等な社会を作る日本の役割は、平和でないとできない。そのためには、平和を維持することであり、どうすれば、皆が納得して平和を維持するかを考えることに尽きる。
しかし、覇権交代期になり、激動の時代は始まっている。
さあ、どうなりますか?
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