オーガニック比率50%を目指すフランスの給食
フランスでは、 2022年までに給食食材のオーガニック(有機)比率を50パーセントにすることを法律で定める方向で、取り組まれているのをご存知ですか?
フランスでは近年、学校給食にオーガニック食材を導入する動きが相次いでいて、政府としても環境と健康に配慮した給食を支援しています。
給食食材の半分を有機にすることはマクロン大統領の公約でもあり、学校給食だけでなく、ケータリング業者にもオーガニック比率を50%にすることを法律で定めていくそうです。
韓国はオーガニック給食を無償化
フランスだけではありません。なんと、韓国でも2021年からソウル市内のすべての小・中・高校でオーガニックの無償給食を施工するのだとか。
また既に、有機農業面積が世界第5位のイタリアのエミリア・ロマーニャ地方では、幼稚園と小学校には100%のオーガニック食、中学・高校・大学・病院では、少なくとも35%のオーガニック食を義務付けているそうです。
日本ではまだまだ給食にオーガニック野菜が導入されることが難しいようですが、オーガニック給食で過ごしてきた子どもたちが大人になると、食への意識が断然異なるそうですよ。「ただの給食」ではなく、立派な「食育」になるわけですね。