死亡者が新型肺炎の27倍。それでも日本が報じぬ米インフル大流行

2020.02.06
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もはや「とどまるところを知らない」といった様相を呈する、新型コロナウイルス感染症を巡る報道。未知なる病を恐れる国民の心情は大きく煽られ、一部で中国に対する批判も見られる事態となっています。このような現状に異を唱えるのは、人気ブロガーのきっこさん。きっこさんは、自身のメルマガ『きっこのメルマガ』で、アメリカで大流行中のインフルエンザの死亡者数が、現時点で新型肺炎の27倍に達しているとの事実を紹介するとともに、その状況を伝えず中国や中国人の印象が悪くなるニュースばかりを報じる日本のメディアを厳しく批判しています。

新型コロナウイルス狂騒曲

日本は…と言うか、日本でテレビばかり見ている人たちは、新型コロナウイルスのことで大騒ぎのようです。あたしはテレビのない生活をしているので、いつもと変わらず普通に生活していますが、日常的にテレビを見ている人たちは、どのチャンネルも「右へ倣え」で朝から晩まで新型コロナウイルスのことばかり報じているため、無責任なコメンテーターの無責任な言説を鵜呑みにし、必要以上に過敏になっている人も多いようです。

テレビに右往左往させられる人たちは、われ先にとマスクを買いに走ったり、大量に買い占めたマスクを定価の10倍、20倍でネットオークションに出品したりと、半世紀前のオイルショックの時のトイレットペーパー騒動から1ミリも進歩していないように見えます。まるでドリフの『8時だョ!全員集合』で舞台が回転して場面転換する時のように、自分たちだけでドタバタしているように感じます。

そして、国民が国民なら政治家も政治家です。通常国会が始まったとたん、「桜を見る会」や「菅原一秀&河井克行+河井案理」や「カジノ不正」などでやり玉に挙がっていた安倍晋三は、今回、新型コロナウイルス騒動が大きくなると「待ってました!」とばかりにリーダーシップを発揮し始めました。しかし、それは「数々の疑惑から国民の目をそらすため」のもので、やはり後手後手の対応でした。

まあ、台風15号の被害対策をホッタラカシにして趣味の内閣改造にウツツを抜かしていた昨年よりは多少はマシですが、一事が万事、この人のやることはすべてがこれ、いつも後手後手なのです。

その一方で、野党はと言えば、対応の遅れや武漢市からの日本人帰国者に飛行運賃を自己負担させると言った政府の姿勢を批判しました。もちろん、これは批判されて当然のことですが、こうした与野党の舌戦を見ていると、あたしには「当事者のことなど二の次」のように思えてならないのです。

いつも素晴らしい現地取材をしている文化放送の石森則和記者は、2月1日、次のツイートをしました。あたしは、あたしの感じていた「国会の違和感」をそのまま言葉にしてくださったことに溜飲が下がりました。

石森則和 @ishinori
2月1日

 

僕は5年以上国会を担当したけど、政局は、本当に困っているかたがたを置き去りにしていることが多い。むしろ逆に人々が苦しんだり不安になっていることを利用することさえある。国会担当中に東日本大震災被災地にも滞在していたので特に感じる。今、与野党は人々の命や健康を国会で優先してるかい?

この原稿を書いている2月2日にも、ラジオのニュースでは「中国の感染者がとうとう1万人を超えた」とか「死者数がついにSARS(サーズ)を超えた」などと報じています。ラジオでも報じるくらいですから、テレビは今日も朝から大騒ぎなのでしょう。でも、あたしの場合は、今回の騒ぎが起こる前から、インフルエンザ対策として「出かける時はマスクをする」「帰宅したら手洗いとうがいをする」ということを続けて来たので、今も同じことを続けているだけで、何も変わりません。

マスクに関しては、あたしは福島第1原発事故以来、常に何箱か買い置きするようにしているので、母さんとあたしが毎日使っても数か月分はあります。福島第1原発の事故で広範囲に飛散した放射性物質は、今もなお高い数値のまま山林などに放置されていて、花粉が飛散する時期になると花粉に付着して飛んで来ます。東京に飛んで来たスギ花粉を計測したところ「25万ベクレル」という恐ろしい数値が出たというデータもあります。そのため、あたしは、インフルエンザや新型コロナウイルスうんぬん以前に、常にマスクを買い置きし、日常的に使って来ました。そして、これからも同じことを続けて行くだけです。

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