人事異動シーズン前に知っておきたい「ナンバー2」との関わり方

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4月といえば人事異動のシーズンですが、マネージャークラスの方々が「配慮を持って接するべきポスト」があるようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、職場の責任者が変更になる際に注意すべきポイントを、具体的な例を挙げ解説しています。

実はナンバー2

店の店長が新たに変わるという時に、会社はその店長に対して発破をかけることが少なくありません。「店長になったんだから店長らしく」「これから店長としてよろしく」という風に、その店長自身に対して、店長らしく振る舞うことを求めるわけです。

もちろん言うまでもなくそれは大事なことではあるのですが、意外と忘れられているのが、ナンバー2への関わり方ではないでしょうか。

店の店長が変わるという時にもいろんな状況は考えられるのですが、ほとんどの場合は、ナンバー2と呼ばれる人がいます。店長に次ぐポジションに当たる人です。役職がついているかどうかは別として、その店の次席といえばこの人だろうなという人っていますよね。

店長だけに関わっていて、そうしたナンバー2への関わりを全くしないでいると、悪い意味で考えられることがいくつかあります。例えば、名前の呼び方なんかもそうです。役職のなかった人が急に店長になったりすると、それまでは、「〇〇さん」と呼ばれていたのが、急に「〇〇店長」という呼び名になります。

ナンバー2の人が店長呼びに慣れていないと、ついつい「〇〇さん」と呼びがちなのですが、それが他のスタッフからすると、「まだ店長として日が浅いからそうしている」的に見えることがあるのです。店長本人も、まだまだ自覚ができていないので、「〇〇さん」呼びに安心してしまうということもあります。

これがわかっているナンバー2だと、店長になったその日から、「〇〇店長」とはっきり切り替わったことを認識できるように呼び方を変えたりします。呼び方一つの話ですが、たったそれだけで、周囲からの見え方や自覚が変わることだって少なくないのです。

まぁもちろん呼び方などに関しては、あえてフレンドリーにするという会社もたくさんありますから、どっちが良い悪いの話をしたいわけではありません。大事なのは、店長の次に周りのスタッフからの信頼を集めやすいナンバー2がどうするかで、店長の仕事にも影響が出るということです。

もし万が一、ナンバー2の人が、「新しい店長はまだまだだから」「全然仕事ができない店長になっちゃった」なんてことを周囲に言おうものならば、周囲の人たちは、それを信じます。特に外から店長が新しくやってきた時などは、そのナンバー2の方が店に在籍している時間が長くてコミュニケーションも取れているので、それだけ発言に信憑性があるわけです。そうなれば、新しい店長がいくら頑張ろうと躍起になっても、最初から周囲の姿勢が違うのでものすごい苦労を強いられることになります。

そんなことにならないためにも、特に経営者やマネージャークラスの人たちは、ナンバー2への関わりを忘れてはいけないと思うのです。

今日の質問です。

  • 新しく店長が変わるという時に、ナンバー2はどんな役目を持つと思いますか?
  • 自分がナンバー2だったとして、どんなことに気をつけておく必要がありますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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