家庭教育アドバイス…「長い目で見ることの大切さ」
習慣を変えることはとても労力がいります。禁煙やダイエットに失敗した方も多いと思います。習慣を変えるのが難しい良い例です。
子どもの習慣を変えるのは、親のサポートがあればそれほど大変ではありません。ただし、「親の押し付け」ではうまくいきません。一方的に強制するのではなく、提案の形で上手に説得するという姿勢が大切です。そして、その行動に伴走することです。
例えば、セールスマンがモノを売ろうとするときどんなメリットがあるか伝え、納得してもらいます。恋人に振り向いてもらいたいとき、相手をその気にさせるためにあらゆる努力をします。子どもと向き合うときにそれをしないのは、「自分は親なんだ」という「甘え」があるのです。親の言うことは聞いて当たり前、という思いがあるのです。
その思いを捨て、個人として尊重して向き合い、失敗を重ねながらも、子どもの行動が変化するよう工夫しつつサポートしましょう。前回もお伝えしましたが、10代は自立心も反抗心もある多感な時期です。以下の3つのポイントを心がけて伴走しましょう。
- くどくど言わずに、子どもに任せる
- 家族の活動に参加するよう促し、認める
- 直接指示せずに、自己決定を促す
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