ヒト感染する新型豚インフル確認。ネット「また中国」呆れと怒り

2020.07.01
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by 編集部サトシュウ
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中国の研究者グループが国内の豚から新型のインフルエンザウイルスを検出し、人への感染も確認されたとBBCニュースAFP通信などが伝えている。研究結果をまとめた論文が29日、米科学アカデミー紀要に掲載された。新型コロナウイルスの収束が見えない中、新たな流行の恐れが不安視されている。

豚インフルエンザのパンデミックの可能性は?

今回報告されたウイルスは、2009年に流行したインフルエンザH1N1に由来するとされ、2016年頃から多くの豚で感染が確認されているという。

注目すべきは人への感染能力を持っているという点で、季節性インフルエンザの免疫では防げないほど感染力が強いとされる。

人から人への感染例はまだないというものの、パンデミックを引き起こす可能性があり、今後注意が必要だ。TBSニュースによると、「中国の養豚業者の間ですでに感染者が一定程度いる」とされ、既に豚から人への感染が起きていることが明らかになっている。

過去には鳥インフルエンザが世界中で大流行

インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型、D型の4種類があるとされ、A型ウイルスは人にもさまざまな動物にも感染する。B型ウイルスは人と人の間でのみ感染が循環し、季節性の流行を引き起こす。一方、C型ウイルスは人とブタに感染する可能性があるが、感染症状は一般的に軽度とされ、D型は牛をはじめとする家畜に感染するという。

近年、動物から人へ感染した代表的なものとしては鳥インフルエンザがある。これは鳥に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症で、世界的に流行したこと過去もある。日本で人が発症した例は確認されていない。

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