手抜きじゃないのよモヤシは。あり物で旨い副菜を作る3つのコツ

 

ここでは仮にベーコンがあったことにしましょう。他にはモヤシを選んだとします。繰り返しますが、ここは冷蔵庫と相談ですよ。

そして、

  • 出汁が出る食材:他の食材=1:4

くらいの比率になるようにします。出汁が出るものは、コクがあるので多すぎるとしつこく感じます。相方の食材が何かにも依りますが、1:4は超えないほうがいいのではないかと思います。まあ、私の好みに過ぎないのかもしれませんが。

出汁の出るものを含めて、全体で多くて3つくらいの食材を選びましょう。当たり前ですが、種類が多くなればなるほど難易度が上がります。少ないほど簡単です。正直なところ、有り物料理みたいな、ホントに難しい料理こそ、

  • 種類を絞るべき

だと思いますね。なにせ未知の料理なんですから。おそらく二度と作れない(もといテキトー)料理なんですから( ̄∇ ̄)

で、食材を選んだら、切ります。この切り方でポイントになるのは

  • 火の通り方が均一になるように揃える

ことです。レシピを読むと「短冊に」「一口大に」「5ミリくらいの輪切りに」とか書いてありますよね。しかも食材ごとにビミョーに表現が違っていたりして。アレ、

  • テキトーじゃない

んですよ。ってか、レシピってすごく短いものが多いでしょ。雑誌などだと簡単に作れるかのように見えるよう、極限まで手順を削らされるんです(゚ロ゚屮)屮 それなのに、書いてあるんですから。アレは

  • 重要な指示

なんです。食材ごとに火の通りは違うのに、それが均一になるよう工夫された切り方なんです。なので、テキトーに切っちゃダメなんですよ。

ところが、今作ろうとしているのは、有り物料理。切り方も自分で考えなくてはなりません。ほら、ここで食材が複数あったら、難易度が上がっちゃうでしょ。だから少ない方が難易度が低くて済むんですよ。

なので、前に指定したとおり、ここは

  • もやしが選択されている

ことにしましょう。ホホホ。もやしは切らないもんね♪

実際に切るときには、選択した食材がいつもどんな風に切られていたのかを
よく思い出し、調理法や調味料と組み合わせてアレンジする必要があるでしょう。ま、ここの詳しい話はまたいつか別の回でやりましょう。今回はもやしです。

さて、最後に残ったのが「調味料」ですね。これは洋風か和風か中華かで、違いがあるでしょう。今回ベーコンを選択しているので、洋風が合いやすいとは思いますが有り物料理なんですから、カタいこと言わずに有り物でやってみましょう。

  • 醤油×バター
  • ニンニク×バター
  • 醤油×ゴマ油
  • 唐辛子×塩コショウ

などなど。こういう、イチから複数の調味料を組み合わせるのではなく

  • 市販品調味料

でもバッチリですよ。お勧めは

  • めんつゆ

です。日本人のソウルフードに近い味をしているんですよね、めんつゆって。いや、令和時代のソウルフードだと言ってもいいくらい。これにちょっとコクのあるオイル系…バターとかゴマ油とか、鉄板ですよ。まず失敗しませんね。

ここでひとつ強調しておきます。有り物で調理するときだけでなく、カット野菜とか市販品調味料とか料理の手間を省いて手軽にする便利グッズは

  • ガンガン使いましょう

手間をかけて辛くなるくらいなら、手軽に簡単にやって続けられることの方がはるかに大切だからです。

まして有り物料理は、結構ハードルが高いもの。市販品の調味料は、味が決まりやすく失敗が少なくて済むスグレモノです。こういうときこそ使うべきなんです。

ちゃっちゃっと作る有り物料理。レシピがないので、却って難しかったりしますね。コツを押さえて、テキトーに作ってくださいね。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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