私はお天気お姉さん時代に、ヒートアイランドの画像をみて、ポッカリと都心だけが真っ赤になっていることにかなり驚きました。都心のマンションに住んでいると明け方の気温の高さにうだることもしばしば。
東京では、過去100年間て3.3℃の平均気温の上昇が観測されていますが、最高気温だけではなく、最低気温もかなり上昇しているのです。
ちなみに、「3.3℃」は日本の平均気温上昇量である1.5℃を大きく上回るものです。
さらに、日本各地の気温データを分析し、都市化の影響を取り除いた場合の気温上昇は世界平均(0.74℃)並の0.67℃程度であるとの試算もありますから、東京など主要な都市の気温上昇は、その要因の大半が地球温暖化ではなく、ヒートアイランド現象によるものだと確実にいえるのです。
コロナが感染拡大するのも、三密の都心です。
新型コロナウィルス感染拡大が私たちに突きつけているのは、やはり自然破壊や温暖化への警鐘なのかもしれませんね。
みなさまもご意見、お聞かせください。
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