暦の上では大寒を過ぎたものの、まだまだ厳しい寒さが続く日本列島。この時期、掃除をしようにも億劫になってしまいがちですが、なんとか楽に、そして効率的に済ます方法はないものでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、冬の掃除の3つのコツを紹介。「メインの敵」の始末の仕方をレクチャーしています。
冬の掃除
さて、本日は冬の掃除のお話。
今年は、気温差が激しい冬ですが、みなさんがお住まいの地域はどうでしょうか?いや、寒いと冬眠したくなるんですよね、私。どっちかっていうと、暑い方がまだマシなんです。ま、そうは言っても最近の日本の夏は、情緒もヘッタくれもないくらい暴力的な暑さですけどね。
で、どうしても家事も滞りがち。え?私だけじゃないよね?ないよね??
- 水に触りたくない
- 外が寒くて外出したくない
- 日が短いので活動時間も短い
- 眠い
…うーむ。なので、なんとかしてズルけたい…もとい効率良く家事をやりたいと考えるわけですよ。
で、そんな冬の掃除では
- ホコリがメイン
なんですよね。いや、ホコリって、夏場より冬場の方が溜まりやすいんですよ。ホコリって布モノから出るんですが、冬には
- 布モノが多い
でしょ、物理的に。コートもセーターも着てる。靴下も重ね履きしていたりするし、コタツ布団もあったりする。膝掛けを使っている家庭もあるでしょう。こういう、少しずつ…じゃなくて、大幅に多い布モノから
- 夏より多くホコリが出る
んです。なので、冬の掃除は、このホコリを取ることがメインです。
ここで、コツは
- 滞在時間の長い部屋から集中的に
始めることです。寝室やリビングなどは、使用頻度も使用人数も使用時間も長いですよね。なので、玄関や子供部屋より、こういう部屋から始めた方がいいんです。
そして、ミョーなコツ(?)なんですが
- 換気をすること
もコツなんです。ホコリは、空気が動かないところに溜まりがちです。なので、空気を動かせばいいんですよ。換気をすることで、必然的に部屋の中の空気が動いて、外に排気されるので、ホコリが溜まりにくくなるんです。まあ、フツー冬場は寒いですから、換気をしなくなりますね。せっっかく暖房しても温度が下がっちゃいますから。そこをぐっと堪えて、換気をするんです。我が家では、毎朝玄関ドアや窓を開けて、朝食の間だけでも換気をするようにしていますよ。
もうひとつは
- ホコリ取りグッズを手近におくこと
ですね。ホコリって、まとめて掃除するより小まめに掃除した方が効率がいいんです。いや、ホントに。小まめにするためにはグッズが手近にあることが大切なんですよ。フツーはお掃除グッズをまとめて一箇所に収納していると思いますが、少なくとも冬の間はワイパーやドライシート、雑巾などを手近な場所に置いておくとサッと一拭きできますよ。
は?我が家?そういうとこ、テキトーなんです。小さいウェスとか除菌シートとかで、ちょっと一拭きしています。それでも、まだまだホコリとの戦いは続いていますけどね。
冬の掃除なら、ホコリに注目して。それ以外の掃除は、暖かくなってからでも大丈夫ですよ。
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