そして、政府は、今後、10年から20年後の日本衰退時のあるべき姿を描き、それに向けて国内整備を今のまだ経済余力がある内に、整備して置く必要がある。
赤字路線になるような新幹線整備などの無駄な工事ではなく、衰退時に必要になる産業構築と世界に飛躍する企業支援に予算を充てるべきである。企業が世界で活躍すると、法人税が入るので、日本の衰退時でも大きな財源となる。
その整備なく、衰退すると地震や台風などの災害で飢饉になり、大きな人的被害を起こすことにもなる。その結果は、より大きく日本衰退を起こすことになり、衰退を加速させてしまう。ということで、江戸時代の東北諸藩と同じような国になりはしないかと心配になっている。
もう、日本は発展途上国の心配と同レベルの心配をしないといけなくなる可能性があり、為政者は覚悟が必要である。
また、国防に大きな予算を割けなくなり、国際情勢でも、日本は受動的対応に終始することになる。世界もいやな時代になるのに、日本は、その時代を丸腰の状態で迎えることになりそうである。
保守派政権で、無為に過ごした10年間、日本は移民政策もせず、企業支援もせず、ただ、財政出動で過ごしたことで、日本は衰退を確定的にしてしまった。その反省からでしか、日本の存続は成しえないと思う。
さあ、どうなりますか?
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