コロナ禍なのになぜ?メルセデス・ベンツがトヨタを抜いた理由とは

 

自分の身を自分で守るためのヒントがもう1つあるのでお伝えします*\(^o^)/*

それは、自動車1台当たりの利益額が、会社によって全然違うということです。

ちなみに、トヨタ車の1台当たりの利益額はいくらだと思いますか?

なんと、1台当たり21万円だそうです!驚きました!自動車はなんだかんだで400万円から500万円くらいになるにも関わらず、1台当たりの利益が21万しか出ないのは大変なことです。

それに対して、メルセデス・ベンツは1台当たりの利益が平均55万円でトヨタ自動車の2倍以上となっています。

これがどれくらい大きく利益額に跳ね返ってくるか……想像がつきますよね。

トヨタ自動車は薄利多売なのです。ちなみに1台当たりの利益が一番少ないのは、フォルクスワーゲンの6万円です。

工場や原材料にむちゃくちゃお金がかかっていますから、これは相当な台数を売らないと間違いなく利益が出ないですよね。投資をしようと思ったら、利益額の中から投資するわけですから、本当に大変だと思います。

参考までですが、ポルシェ1台当たりの利益額は210万円でトヨタ自動車の10倍です。ですので、ポルシェはそんなに台数を売らなくても利益額は確保できます。

ちなみに、1台当たりの利益額が一番高いのは、フェラーリです。フェラーリ1台当たりの利益額は1,060万円!これ、やばくないですか!トヨタ自動車の50倍です!

だからフェラーリはそんなにたくさん生産しなくてもいいのです。10台売ったら約1億600万円、100台売ったら10億6,000万円の利益額となります。ブランドのすごさがよく分かりますね!

このデータから我々が考えるべきことは……

薄利多売はやめること。トヨタ自動車になろうとしないことです。トヨタ自動車の1年間の販売台数は約1,050万台です。多分ほとんどの方は1,050万個も商品を売れないと思います。

だから、フェラーリを目指したほうがいいのです。つまり、商品1個当たりの利益額を増やして、販売数は少ないままで利益を出すということです。

皆さんもぜひ商品の利益額、つまり飲食店なら1品の料理、アパレルなら1枚の洋服コンテンツビジネスなら1つの商品販売、これらについていくらの利益額が確保できているかということを見直してみてください。

このことは、我々のような小さきものの生存戦略において、超絶重要なのです!これが、自分の身を自分で守るためのヒントです*\(^o^)/*

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image by:Christopher Lyzcen / Shutterstock.com

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講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。

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