注目すべきは、著者が「小麦は病気をもたらす危険な食べ物」と認識していることでしょう。
小麦粉を使ったメニューは血糖値の急上昇を招くのです。するとインスリンが大量に分泌されて、糖を脂肪に変えてくれます。ところがインスリンの調子が悪くなると血糖値が高いままになってしまうのです。
糖尿病は万病の元ともいわれ、糖尿病になると寿命が10年縮まります。糖尿病にならないためにも、食べすぎない、小麦を減らす、甘いものを減らすことが大事なのです。
どうせ食べるなら小麦を使ったうどん、ラーメンよりそばを食べるほうがよいという。
コロナでは若くても肥満していたり、糖尿病や高血圧などの持病があったりする場合は重症化しやすい(p28)
人類が小麦を育て、食糧に困らなくなったのは最近のことで、炭水化物食べ過ぎ生活にまだ適応していないということなのでしょう。
生活習慣病と言われるように無理をしない範囲で、健康的な生活習慣を作り上げたいものです。
特に食べる量、食べる時間は毎日同じですので、食習慣を変えつつ、運動習慣を考えるとよいのでしょう。
白澤さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★☆☆(76点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2