ホテルに“引っ越し”?少ない収入でも憧れの「ホテル暮らし」を実現する方法

Beige sofa with green blanket and cushions standing against white, empty wall in minimalistic living roomBeige sofa with green blanket and cushions standing against white, empty wall in minimalistic living room
 

持ち物をできるだけ減らして必要最小限の物だけで暮らすミニマリストたち。そのすっきりしたインテリアは多くの人の憧れですよね。そして、ミニマリストを突き詰めて行くと住居すらムダに思えてしまうことも…。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、 少ない経費でできるホテル暮らしをミニマリストの方々に提案しています。

ミニマリストに提案する、究極のホテル暮らし!!

ミニマリスト。それは、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。

この考え方を突き詰めていくと、暮らしの基本要素である住居さえ、無駄を省きたくなります。

住居は、所有しなくとも賃貸しなければならず、生活するためには、水道光熱費などの経費も掛かります。

この“無駄”を解決するには、マンスリーマンションを借りたり、ホテル住まいをしなければなりません。

ただし、それなりの経費が掛かり、ある程度の収入がなければ、実現は不可能です。

しかし、収入が少なくても、快適なホテル暮らしのできる、夢のような場所があります。

大阪市西成区。

かつて「あいりん地区」と呼ばれ、治安が悪い、日雇い労働者の街として知られていました。

しかし、行政の取り組みによって、街は整備され、ホームレスもほぼ消え、安心して歩けるように生まれ変わりました。

この改革と同時に、日雇い労働者のための簡易宿泊所がホテルに生まれ変わり、外国人観光客もやって来るようになりました。

その中のひとつ、ホテルサンプラザIIは、幅広い客層を集める、激安のホテルとして、注目されています。

予約などの条件によっては、シングル1泊2,200円からで、ほとんどが3,000円程度で泊まることができます。

このホテルは、観光やビジネス、受験、就職活動などで利用されています。

こう書くと、ただ人気のあるホテルをイメージするかもしれませんが、このホテルの特徴は別のところにあります。

西成という土地柄と元簡易宿泊所の名残りと言えなくもないのですが、日雇い労働者が少しお金に余裕がある時に泊まったり、ここに住んでいる人がいるのです。

簡易宿泊所に住んでいた人が、ホテルに生まれ変わっても、そのまま住んでいるのです。

トータル20年以上になる人もいます。

失礼ながら、収入の少ない人が、なぜホテルに住むことができるのでしょうか。

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