【太陽光発電アンケート】取り入れたい56%、必要なし44%、コストが大きな課題

2015.02.03
by 横田吉木
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太陽光発電は取り入れたいがまだまだコストが……

太陽光発電を導入してみたいですか? - まぐまぐ!イエスノー世論買い取り制限の問題で話題となった太陽光発電ですが、1月26日から新制度のもと買い取りが再開。

旧制度の時は、個人が住宅の屋根に設置した太陽光発電などは、無条件で電力会社に買ってもらえました。しかし新制度では、電力会社が柔軟に買い取りを制限できるようになり、制限されて個人の収入が減る可能性がでてきます。

そこでこの度、まぐまぐイエスノー世論で、太陽光発電を家に導入してみたいかを尋ねました。

回答は、YES:「地球環境にも優しいしぜひ取り入れたい」NO:「コストがかかりすぎる!太陽光発電は必要ないだろう」2択とし、有効回答数686票中(2015年2月2日時点)、YES:「地球環境にも優しいしぜひ取り入れたい」383票を集め、半数以上の票を集めました。

■環境に配慮し好意的な意見が多数

383票を集めた「地球環境にも優しいしぜひ取り入れたい」では、環境にやさしいなど好意的な意見が多く見られたが、コストが気になるという意見も多く見られました。以下に回答者のコメントを一部抜粋します。

「昨年ドイツを旅行してソーラーパネルの多さに驚かされた。ドイツの取り組みの全てを支持すものではないし、その実際の効果も疑問だが、少なくとも心理的効果は大きいと思う。再生可能エネ ガンバッテマスヨー的な光景にコストを掛けるのも悪くはないかと思う次第です。」

 

「できることなら、太陽光発電と風力発電を組み合わせて使いたい。海や水路が近かったら波力発電や水力発電も。地域ごとに使えば、初期導入費用も抑えられそうだし。夢でしかないかなぁ??」

 

「集合住宅でも導入している所があれば入居したい。50年前から取り組んでいれば今ごろコストも割安になっていたはず」

 

「リタイアしたら、田舎に土地買って、太陽光風力発電と地熱空調で、外部エネルギーゼロ生活を送ってみたい」

■コストや発電効率がまだまだ不安

そして、NO:「コストがかかりすぎる!太陽光発電は必要ないだろう」の回答は、303票を集めました。「まだまだ発電効率が悪い」や「修繕費など維持費が掛かり過ぎる」といった意見が寄せられました。以下に一部抜粋します。

「都会では無理。田舎で以前流行った屋根にソーラー温水器を取り付けた家は10年もしないうちにほとんど修理が必要になり、今では取り外した。今はソーラー温水器のある家はほとんどない。維持費が大変なのだそうだ。」

 

「物質には経年寿命というものがある。将来の公害物質になるから手放しでは選択も喜びが出来ない。ソーラーで発電しても、電気を蓄える蓄電池と直流から家庭用交流に変換のインバーターがセットになるから、インバーターの騒音と廃蓄電池の公害が薄気味悪く怖い。」

 

「ソーラー屋根ばかりの町並みが美しいとは思えない」

今回のアンケートでは、「取り入れたい」の選択肢を選んだ人が多かったですが、発電効率の悪さ、維持費や設置代などのコストが掛かり過ぎるといった問題点も多くみられました。

しかし、2015年は電力会社から電気を買うより自宅で発電した方が電気代を抑えられる可能性があるといった研究結果がでているほど、発電効率については改善されているようです。

残るはコストの問題ですが、比較的安価に設置、維持ができるようになれば、太陽光発電を一般家庭で設置する人が一気に増えるのではないでしょうか。

 

Information:
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『まぐまぐイエスノー世論』

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