4つの枕言葉を使い分ける
さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
出題者の意図を汲み取り、ゴールから逆算して、相手が求める言葉を、ツボを押さえてわかりやすく伝える
本筋じゃないことを書くと「減点」される
「知識」をひけらかしても意味はない
がんばっても伝わらない3つの「落とし穴」
(1)「正論」が相手に響かない
(2)あせって決断を迫りすぎて伝わらない
(3)「情熱」がカラ回りする
自分の話が、相手の脳ミソと「ズレ」ると動いてもらえない
「断る理由」を先に作られたら負け
人は迷ったら「動かず、今のままでいる」選択をします
「3つのタイプ」
論理タイプ:ロジックに基づいて自分で決断する人
感情タイプ:感覚に基づいて自分で決断する人
政治タイプ:自分の意見を持たず人の意見で決断する人
「6つのツボ」で相手が動く“理由”を作る
(1)メリット
(2)一貫性
(3)本音
(4)一体感
(5)みんな
(6)権威
「論理タイプ」に効くツボ【メリット・一貫性】
「感情タイプ」に効くツボ【本音・一体感】
「政治タイプ」に効くツボ【みんな・権威】
「4つの枕詞」
・「太陽メッセージ」の枕詞
例)このあいだはありがとう
いつも助かっているよ・「相談モード」の枕詞
例)一つご相談なのですが
お知恵をお借りしたいのですが・「限定」の枕詞
例)一生に一度のお願いだから
あなただからお願いしたい・「NOキャンセリング」の枕詞
例)お忙しいと思うのですが
早めのご相談で恐縮ですが
想定される断り文句を打ち消すように、会話のあたまで先に「真逆」の表現をぶつける
いろいろと役立つ話が載っていますが、なかでも響いたのは、「4つの枕詞」。
相手を見てこの切り出し方をするなら、確かにつかみはバッチリですね。
タイプ別の攻略法が詳しく書かれているので、コミュニケーションが苦手な人、もっと磨きをかけたい人は、ぜひ、読んでみてください。
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