「イチゴ」「レモン」「メロン」。かき氷のシロップは全て“同じ味”だった

Shaved IceShaved Ice
 

夏といえば「かき氷」。連日の猛暑で、今年は例年以上に需要が伸びそうですよね。そんなかき氷には「イチゴ」「レモン」「メロン」とさまざまなシロップがありますが、“味の成分”はどれも同じなんだそう。今回、メルマガ『下半身がみるみるヤセる』の著者・ナターシャ・スタルヒンさんが、同じ味が異なったものに感じる理由を解説しています。

風味を感じるのは嗅覚?

暑いと、かき氷が食べたくなるよね?

最近は、“映える”かき氷がいろいろでてきているけど、昔ながらの定番、氷イチゴ、氷レモン、氷メロンが、やっぱ、なんかホッとする。

ところで、これらかき氷のシロップって、みんな同じ味って知っていた?

味の成分は全て一緒なの。

それぞれ違った味に感じるは、着色料と香料に、あなたの脳がだまされるから。

着色料は、色からの思い込み。私たちは、目から入る情報に左右されている、ってことね。

決定的なのは、香り(香料)。

嗅覚と味覚の関係は密接で、味のうち95%は、嗅覚から感じていて、舌で味わっているのは、5%だけっていう神経生理学者もいるほどなの!

風味の違いを区別する能力は、味覚というより、実際には嗅覚に依存しているってことね。

ちなみに、嗅覚の衰え/機能低下を自覚していない人って、意外に多い。

あなたは食べ物が、「味気ないなぁ~」と感じているってことない??

もし感じている、あるいは感じるようになったら、嗅覚の機能が低下しているサイン。

ビタミンA、コリン、亜鉛などを摂取してみるとか、耳鼻咽喉科を受診するとかしてみてね。

私たちの五感のなかで、嗅覚、つまり匂いの情報だけが、直接、大脳皮質というところに伝わるの。

キャッチした匂いから、身の危険がないかを瞬時に判断するためにね。

同時に、情動にかかわる扁桃体や記憶をつかさどる海馬にも匂いの情報は伝わる。

だから、特定の香りを嗅ぐことで、イライラがおさまったり、昔の思い出が蘇ってきたりするのね。

香りは、自律神経に働きかけるから、身体や心のバランスをとり戻すのにも、効果を発揮してくれるのだけど、こうした香りの作用を利用した自然療法の一つがアロマテラピーね

(無料メルマガ『下半身がみるみるヤセる!』2023年7月31日号より一部抜粋)

image by: Shutterstock

ナターシャ・スタルヒンこの著者の記事一覧

『下半身がみるみるヤセる』 著者/ナターシャ・スタルヒン。ダイエットすると胸ばかり小さくなり、かんじんの下半身はちっともやせないと嘆くあなた。そんなあなたに、下半身痩せ指導歴約30年、美容健康界カリスマ、ナターシャ・スタルヒンが、厄介なセルライトさえスッキリさせる美脚痩身術の全ノウハウを伝授します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 下半身がみるみるヤセる 』

【著者】 ナターシャ・スタルヒン 【発行周期】 不定期

print
いま読まれてます

  • 「イチゴ」「レモン」「メロン」。かき氷のシロップは全て“同じ味”だった
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け