早いものでもう9月、今年も75%の月日が経過しましたことになりますが、年初に立てた「2023年の目標」の達成度合いは順調でしょうか。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭を執る菊原さんが、「ほとんど達成不可能」と半ば諦めかけている方に向けて、12月までの残り4ヶ月を充実させるためには「今日から年末までの目標」を設定すべきとしてその理由を解説。さらに目標達成率を高める方法をレクチャーしています。
2023年を充実させるために年末までの目標設定をする
今年も早いもので9月になった。残り4カ月。のんびりしているとあっという間に年末になる。時が経つのは本当に早い。
9カ月経って、“2023年の目標の達成率”はいかがだろうか?
立てた目標の75%は達成している。これであれは問題ない。計画通りといえる。
もしくは60~70%くらいでも「ここからスパートをかけるぞ」と気合を入れれば間に合う。これも問題はない。
一番問題なのは「目標はもう記憶にない」というケースだ。
年始にいい目標を立てたとする。時間が経つとその記憶が薄れてしまい忘れてしまった…それは仕方がない。
もともと人は24時間で74%忘却する生き物。3日も経てば記憶の残存率も10%程度に。どんなに頭のいい人でも時間が経てば忘れるものだ。
とくに営業職はなにかと忙しい。業務に追われる日々が続く。あっという間に意識から消えていくもの。
あなたが今の時点で「目標は記憶の彼方だ」といったほど忘れてしまった、もしくは“ほとんど達成不可能”であっても諦めないで欲しい。
9月から年末までの目標を立てる。ここからの4カ月間をどう過ごすか?は非常に大切になってくる。これをするかしないかによって“2023年が充実するか、しないか”に分かれるのだ。
ではどんな目標を断てればいいのか?契約であれば「12月までに〇件の契約を取る」というものでもいい。もしくは「トークを1つ考えてアポ取得率を高める」といったものでもいいだろう。
また仕事以外の目標設定も大切だ。人によっては「4カ月で5キロ痩せる」といったものかもしれない。または「まわりの人との関係を良好にする」といったものでもいいだろう。
これからの4カ月「しっかり目標を立てて活動しよう」と思うのか、それとも「残り少ないし、まぁ流しておけばいい」と考えるのでは大違いになる。
まずは“今日から年末までの目標”を設定して欲しい。
そしてこれからが大切になってくる。今立てた目標を“いかにして記憶に残していくのか?”が重要なのだ。忘れてしまったのでは意味がない。
まずやって頂きたいのが“目標を毎日見る”ということ。
- 手帳に書いておく
- トイレに貼っておく
- 車のダッシュボードに貼っておく
などなど。とにかく嫌でも目に入るようにしておく。目標が100回、200回と目に入れば記憶に残る。おのずと達成率は高くなる。
【9月からの年末までの目標を立てる】
↓
【あらゆるところに目標を貼っておく】
これをぜひやって頂きたい。
これだけでも十分だが、ここからはバージョンアップ編を紹介する――(メルマガ『
この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ
image by: Shutterstock,com